2017年4月12日水曜日

vsスターファングルナット…リベンジ

すぐに壊せるだろうと思っていたスタファンに、
予想外の苦戦を強いられた。
現在はコラムの真ん中あたりで、多少斜めになって引っ掻かかっている状態。

新しいスタファンは下から引き入れる予定なので、
このままでは古いスタファンが邪魔。

ちゃんと専用工具を使って普通の方法で上から叩き入れれば、バイクには問題なく乗れる。

でもサビだらけの余計な鉄の塊が中に入ったままというのは
なんとも気持ち悪い。
やはりどうにかして取り出したい。

そこで、コラムを下から覗いてみる。

コラムの内径は、上から下まで一定の様で、
コラムの一番下まで叩けば、そのまま下から出てくるかもしれない。

とりあえず、やってみよう。

コラムの上から長ネジを入れ、ハンマーで叩く。
ちょっとずつスタファンは下がってくる。

しかし、このまま行けるかと思ったところで、叩いても下がってこなくなってしまった。

どうやらコラム内部にバリがあるのか、引っかかって出てこないような感じだ。
ただ、下からマイナスドライバーが届くくらいの所までは下がっている。

ここで、ハっと気付いたが、今まで潤滑用の油を差していなかった!
クレ5-56で十分なんだろうけど持っていなかったので、ちょっと贅沢かもしれないがWAKO'Sメンテルーブ
を一拭き。

そしてドライバーをスタファンの羽の隙間に押し込み、
ちょっとずつ羽を曲げては、上から叩き、曲げては叩き、を繰り返す。

何度かやっていると、スコーンとスタファンと長ネジが両方コラム下から飛び出し、
カランカランと音を立て床に落ちた!
外れたスタファンとゴムハンマーの破片


やった!ついに外れた!
スタファンとの長い挌闘に、ようやく勝利を収めた。

この作業だけで、ゴムハンマーはボロボロ。

結局、全部で3時間近くかかったんではなかろうか。
この日の作業はスタファン外しだけで終わってしまった。

まだまだ復活までの道は長い…

2017年3月17日金曜日

vsスターファングルナット…敗北

コラムの上から中をのぞくと、スタファンがサビサビ。

どうせヘッドセット買えばスターナットも付いてくるので。

外す、というか壊すことにした。

「マイナスドライバーとハンマーで叩いて羽の部分を破壊して壊す」
みたいなことをネットで見たので、
マイナスドライバーを上から羽の部分に当てて、ハンマーで叩く。

どんどん、奥に入るだけで、まった壊れる気配なし。

ここで作戦変更!
スタファン圧入用に買った長ネジ(M6 x 285mmのもの)を上からスタファンにねじ入れ、
同じくスタファン圧入用に買ったワッシャーを挟んで引き上げることに。
「ヘッドキャップを絞めすぎたらスタファン壊してしまった」という人がいたため、
壊れてくれるなら本望ということでトライ。



ナットをどんどん絞めるも、引きあがる感覚なし。
するとナットがナメ始めてきた。
ここでやめれば良かったのに、行けるとこまで行ってやれ―と思い、
そのままナットを絞め続ける。

そのままどんどんなめてしまい、ついにはナットを回せなくなってしまった。
引き上げ作戦も諦め、ナットを緩めようとしても、がっちりしまっていて緩めることもできない。

さて、困った。
最悪スタファンは中に入ったままでも上から新しい物を圧入すれば済むけど、
上の写真のまま動かなくなったので、このままではフォーク自体が使えない!

ひとまず長ネジを外さねば!
どうする!?
コラムをカットするか?
カットすれば、少しナット部分に緩み(ガタ)が出て、なめたナットを外せるかも?

でも街乗り用だから、あまりハンドルは低くしたくない。

よし、ダメもとで下から別の長ネジを当てて叩いてみよう!
ちょっとでも上にスタファンが上がれば、ナットを回せるかも。

(後から気づいたが、この時点で長ネジ自体を緩めればすんなり外れたかも)

そこで、ヘッドワン圧入用に買った長ねじ(M10 x 285mm)をコラム下から差し込み、
ハンマーで叩く!
この状態で叩く
何度か叩いてから様子を見ようとすると、、、、

なぜか下から入れたネジが抜けない!

おそらく上から入れた長ネジと、コラム内側の壁に挟まれ、
抜けなくなった模様。

下から入れた長ネジも、上から入れた長ネジ両方とも、回そうとしても動かず。。。
上からも下からも長ねじを差し込んだまま、
のっぴきならない状態に!


これ、本当にどうしよう。
スタファンどころか、上下から入った長ねじが取れない!
復活計画がすべてパーになってしまうのか??

とりあえず落ち着こう。
一息ついて、ふと目に入ったのは、上京した時に実家から持ってきたペンチ。
多分20年以上前のもの
これでM6の長ネジを掴み、緩める方向に回してみると…

少し動いた!よし!

長ネジが外れるほどは動かなかったけど、ナットとワッシャーは緩んだ。

しかしこの時点で長ネジのネジ部がペンチの圧力でつぶれてしまった。

ナットは回るようになったが、ネジ部がつぶれたので、そこから先は動かない。
長ネジをさらに回そうとしたが、下から入れている長ネジと噛み合っているのか動かない。

半分ヤケになり、長ネジを上から何度か叩いてみると、、、

下から入れた長ネジが外れた!

これですんなりスタファンに入れた長ネジも回るかと思ったが、
強引に引き上げようとしたときに時にスタファンとネジ部が噛み込んだのか、
長ネジもなかなか回ってくれない。

そこで、長ネジをペンチで思いっきり掴んで、まわす。

少しずつ長ネジも動き、なんとか外れた!

ネジ部は完全につぶれ、M6の方の長ネジ自体も曲がってしまった。
今日届いたばかりなのに…
スタファンが、これほどまでに外しにくいとは思わなかった…

vsスタファン…敗北

新しいスタファンは、
長ネジを使って下から引き入れるつもりだった。

中のスタファンは斜めになっているので、このままではスタファンが入れられない。

古いスタファンを外すのは諦め、スターナットセッターを買うか、
どこかのページで見たように、ステムをガイドにして叩き入れるか…

ひとまず休憩にしよう…

2017年3月10日金曜日

チェーンラインって何?

フロントシングル化について色々調べていたら出てきた言葉。

ロードバイクに乗り始めて6年、
初めてこの言葉を聞いた。


チェーンラインとは、
自転車の縦の中心線からスプロケ(チェーンリング)の中心までの距離のこと、らしい。
要するに、
自転車の中心からどれくらい離れてギアが取り付けられているかということ、っぽい。

ロードバイクの場合、
フロントダブルのセンター(2枚のギアの間)が43.5㎜前後
フロントトリプル(ミドルギアの位置)が45mm前後

というように決まっている?らしい。

リアについては、
リアエンド幅130mmのロードバイクにシマノ10速スプロケを取り付けた場合のリアチェーンラインは43.5mmが多い?というか決まってる?のかもしれない。


で、このチェーンラインが規定の位置より大幅にずれると、
チェーンが外れやすくなったりすみたい、たぶん。
想定(推奨)の範囲を超えてチェーンが斜めになるからってことなんだろう。

で、シングルピストのチェーンラインは、ググった感じでは基本的に42mmっぽい。

つまり、今のクランクセットを流用すると、リアをトップギアにしたら、
想定(推奨)より1.5mm余計にチェーンが斜めになるということ。

ただ、その影響がどれくらい大きいのかは実際に乗ってみないと分からない。
乗り方にもよるだろうし。

一応対策として

8から10速用のホイールに10速スプロケを付ける時の「ロースペーサー」というのが、
BBのスペーサーとして使えるらしい。
http://amzn.to/2lAZTJZ

こういうのを使って、フロントギアを少し外側につけるようにすれば、
前後のチェーンラインをそろえられる。

あとクランクセットにも、
「BBの軸長を○○○mmにすればチェーンライン43.5mmになりますよー」
って指定があるっぽい。
ただ四角テーパーのBB軸(特に新品)の場合、
トルクかければそれだけクランクは奥に入っていく(四角の面が削れて奥に入る)らしい。
なので、そこをいかに調整するかで技術の差が出るみたい。

でも指定の軸長にしたとしても、フレームとの相性みたいなのもあり、
付けてみないと実際のところは分からないそうな。
なのでBBの交換は一発で決まらないこともあるらしい。
BBは2000円前後でも買えるから、何個か買って試すみたいな情報もあった。
結局「やってみる」しかないのかな。

あとは、フロントのチェーン脱落用のパーツも売っている。

こういうのとか、
チェーン脱落防止ソケット
http://amzn.to/2nlpMPv

こういうの
バッシュガード
http://amzn.to/2nlhWFh

ただし、どれくらい外れやすいのかは、乗ってみないと分からない。

ひとまず、スペーサーや脱落防止パーツ購入は見送りで良いかな。

完成後に乗ってみて、ダメだったらまた考えよう。

2017年3月5日日曜日

BBシャフトは四角テーパー?それともまさかのオクタリンク?

BB流用につき、今のBBがどんなのかを確認する必要がある。

ペダルのボルトは8mmのアーレンキーで外せるみたい。

でも8mmのは持っていない。

柄にグリップがついているやつが力が入れやすそうで良いなと思ってた。

でも近所のホームセンターに行ったらそういうのは無し。

でも置いてあったのがカッコ良く、柄も長くて力が入れ安そうだし値段も手ごろなので購入。

ベッセル(VESSEL)という会社のレインボールL型レンチ。


頭が錆びたボルトも、難なく外れてくれた。


で、シャフトを見ると、やはり四角テーパー。


ひとまずボルトを戻し、今日はここまで。

コッタレスクランク抜きは四角テーパー用を購入、で決定。


2017年3月3日金曜日

フロントはシングルでいいんじゃないか?

今の街乗り用バイクは前後ともシングルギア。
普段乗っている時、たまに坂道もあるけど、
レースで出てくるようなゲキ坂を登ることはまずない。

ロードに乗るときだって、坂道練習じゃなければ
そんなに頻繁にフロントギアを変えることはない。

だったらもう、フロントはシングルでいいじゃないか!?

チェーンリング周りの見た目もスッキリするし、
フロントディレイラーもフロント用シフターも不要になる。

「1台組み上げて自転車をよく知る」という目的から言えば、
フロントディレイラーの取付・調整を経験できなくなるけど、
まあそれくらいはいいじゃないか。

そんなことを何となく考えている時、
ふと今の街乗り用バイクをちょっと離れて眺めてみた。

黒いフレームに、アルマイトブルーのディープリムやパーツ類。
近くで見ると錆もあるしボロボロだけど、
こうやって見ると、やっぱりかっこいいじゃないか。
何人かの友達も「かっこいいね!」って言ってくれた。

「SUNNY ORANGE号が復活したら、このバイクともサヨナラかな…」

なんだがちょっと寂しく感じてしまった。

なるべくパーツ類は流用しようと思っていたけど、
思ったよりこのバイクから流用するパーツは少なくなりそう。

このバイクを買ったのは2012年10月。
乗ったのは4年半くらい。
ママチャリだって、もうちょっと長く乗ったことある。

でもSUNNY ORANGE号のフレームを眠らせておくのは、
それはそれでもったいない。

でもでも、もしフロントをシングルにしたら、
BB、チェーンリング、クランク、ペダル、そのまま使えるのでは!?

オレンジのフレームにアルマイトブルーのチェーンリングは
ちょっとオシャレじゃないかもしれないけど、
しばらく乗ってみて気に入らなければその時はまた考えよう。

ということで、フロントはシングルにし、
BB・クランクセットはそのまま流用って方向で決定!

BB、外れるかな?
長年使ったBBを外すのは大変って話も聞くけど、それもまた経験。

どうしても外れなかったらBBを買えばいいさ。

2017年3月1日水曜日

BB(ボトムブラケット)の検討

BBについてちょっとだけ知識がついたところで、
どんなBBが良いか検討してみる。

ちなみに、
もともとSUNNY ORANGE号はホローテック2のBBがついていた。
現在はSUNNY ORANGE2号に移植されている。
もしホローテック2にするなら、工具も同じものをそろえれば良い。
ただし、ホローテック2のクランクの見た目は、けっこうゴツイ。

以前からある四角テーパーのBBに対応したクランクの方が、
デザインとしてはシンプルで好み。
クロモリの細いフレームには、クランクもシンプルなデザインの方が似合う気がする。

シンプルさを求めるなら、フロントはシングルでもいいかもしれない。


もしフロントシングルにするなら、

今の街乗り用バイクの物をそのまま使うのも可能かも・・・





BB(ボトムブラケット)を知る

まずBBを知るところから。

BBには、やたら規格がいっぱい。


まず、フレームのBBシェル(ボトムブラケットを取り付ける円筒形の部品)。
  • シェル幅
  • シェル径
  • ネジ切りの有無(ネジを回して入れるor圧入れする)
  • ネジの向き(JISとかイタリアンとか)
とかで仕様が何パターンもある。


そしてBB自体にも、
  • クランクを取り付ける軸が四角い形のスクエアーテーパー
  • 軸が8角形のオクタリンク
  • 軸が中空でクランク側に軸があるものを取り付けるタイプ(シマノのホローテックⅡ、カンパニョーロのウルトラトルクなど)

さらに、入空タイプじゃないものにも
  • カップ&コーンタイプ
  • カートリッジタイプ
で、必要な工具が変わる。
ちなみに、ホローテックⅡやウルトラトルクには、それぞれ専用工具が必要。

あと、上記以外にも、どんどん独自規格が増えているらしい!

なんだこの複雑さ!!

で、自分に必要なことだけまとめる。

RNC7のBBシェルの仕様は

  • シェル幅68mm
  • JIS規格のネジ切り有(ISO、BC137、BSAも同じ規格を指すらしい。ややこしい!)

このBBシェルに取り付けられるBBと、そのBBに取り付けられるクランクを選べばいい。

ただし、BBのタイプ別に必要な専用工具が違うので、その点も注意。ホントややこしい!

必要な専用工具


BBというか、BBの軸からクランクを引っこ抜くための工具。
(中空タイプの場合は不要)

コッタレスクランク専用工具(スクエアーテーパー用)
http://amzn.to/2miZ36p

アダプタ使用でオクタリンク(8角テーパー)にも対応
http://amzn.to/2mrjcX7


そして、BB自体を脱着する工具。

<カップ&コーンタイプの場合>
・ひっかけスパナ(フックスパナ)(BBの左ワンを脱着)
http://amzn.to/2mj4Qst

右ワンはでっかいスパナでOK??

<カートリッジタイプの場合>
・アダプター戻し工具
http://amzn.to/2l687cP

とりあえず、これだけ知っておけば、ただ組み立てるだけならなんとかなるかな・・・


ちなみに、BB含め自転車全般のことは、このページにとっても詳しく書いてある。
この人すごいね。
自転車探検「ボトムブラケット」

2017年2月24日金曜日

カラーシミュレーションできるページ

バーテープや、アウターワイヤーの色など、かなり細かく設定できる。
ブルーホーンバーが 選べるのもいいね!











2017年2月23日木曜日

フォークコラム径は1インチ

RNC7のフォークコラム径は1インチ。25.4mm。

現在主流のフォークコラム径は1.1/8インチ。28.6mm。

主流が1.1/8インチなので、ステムも1.1/8インチのものがほとんど。

なので、1インチのコラムを1.1/8インチにするシムを使ってステムを取り付けるらしい。

よく見たら、SUNNY ORANGEⅡのステムにもシムが入ってました。

こんなの↓
http://amzn.to/2lNEy49


ちなみにコラムスペーサーは1インチのが売ってる。
http://amzn.to/2lI6qGB

2017年2月22日水曜日

初めてのDURA-ACE(グリス以外)RD-7402購入


オークションで購入。
8速用のリアアディレイラー。
10速スプロケに使用して、フリクションのWレバーで引いてみるつもり。
チェーンも10速用。
プーリーが8速用なので幅がちょっと不安だけど、ちょっとチェーンを通してみたら
「まあ大丈夫なんじゃない?」という感じ。
使ってみて、ダメっぽかったらその時にまた考えよう。
街乗り用だし、そんなにシリアスにならなくても大丈夫だろう。

2017年2月6日月曜日

Wレバーでいいんじゃない?

10速のスプロケをそのまま使うには、
最低でもTiagraのSTIレバーが必要。
価格は2万円弱。
自分にとっては、なかなかの価格。
やっすいバイクなら買えるし。実際に今の街乗り用は2万円だし。

ここに2万出すなら、UltegraのSTIレバーを買って、
SUNNY ORANGE Ⅱ号についている105のSTIレバーを移植するのもありか。。。

それとも、中古パーツで良さそうなのを探してみようか。。。

そんなことを考えながらヤフオクを見ていたら、
ふとWレバーが目に留まる。

そうか、クロモリだしWレバーもクラシカルな雰囲気が出て似合うかも。

幸いRNC7にはWレバー用の台座もある。
レースに出るわけでもないから、頻繁にシフトチェンジをする必要もない。
それに昔はレースだってみんなWレバーだったわけだし。
Wレバーでも十分実用に耐える。

そして、その方がSUNNY ORANGE Ⅱ号との違いも出てくる。
ドロップハンドルにSTIレバー付けて、コンポだけ違うバイクを作るより面白そうじゃないか!

いいねいいね、Wレバー!
Wレバーにする方法で考えてみよう!

2017年2月2日木曜日

soraとかclarisで十分だよね…

さて、コンポは何にしようか。
長距離乗るわけでもなく、ママチャリでも行ける距離しか乗らないと思う。

となると、下のグレードのコンポで十分。
で、ざーっくり値段を調べてみると、

clarisで揃えた場合、約24000円。
soraなら約3万円
tiagraだと約4万円

なるほど。なんか微妙な値段。
ちなみに手持ちのスプロケが10速なので、STIレバーはtiagraにしないといけない。
(wikipedia情報だけど、リアディレイラーは8速のclarisでも、STIレバーが10速なら変速可能らしい。)
となると、STIレバーだけtiagraにすると、最低でも34000円くらい。

34000円かけて、clarisとtiagraが付いたロードが組み上がるのか。。。

値段だけを優先するなら、8速のスプロケを買ってSTIもclarisにするという手もある。

でも…なんかなー、ちょっとつまらない。

でも10速のスプロケとチェーンが余っているから、なるべくそれを使いたい気もする。

うーん、もうちょっと面白いというか、楽しいというか、ワクワクするような組み方をしてみたい…

でもsoraは名前が好きだから、どこかのパーツで使ってもかもな。

2017年2月1日水曜日

街乗り用バイクの仕様

【a.n.design works】(エーエヌデザインワークス) a-lee753

フレーム : スチール製フレーム
ヘッドセット : アヘッドタイプ
フォーク : ストレートリジットフォーク
ボトムブラケット : カートリッジタイプ
クランクセット : アルミ製 46T クランク長170mm
ギアセット : シングル
スプロケット : [FIX] 18T  [フリー] 18T
ハブ : [フロント] ロックナット 28H  [リア] ロックナット 28H
リム : a.n.dオリジナルカラードリム(セミディープタイプ)
タイヤ : 700×32C 仏式ロングバルブ
ブレーキ : 前後共に RADIUS ダブルピボットキャリパーブレーキ
ブレーキレバー : RADIUS インラインレバー
ペダル : Wellgo M085
ハンドルバー : ライザーハンドルバー
ステム : アヘッドタイプ 65mm
シートポスト : アルミ製 長さ270mm ピラー径28.6mm
サドル : a.n.dオリジナルリベッテッドサドル
サイズ : 530mm
その他の装備 : センタースタンド/リフレクター
車重 : 約12.0㎏
適応身長(目安) : 約165cm~190cm位 


フォークコラム径:不明

2017年1月30日月曜日

購入時のRNC7のスペック

◆基本SPEC
  フレームサイズ:490-510-520-530-540-550-570-590mm
  フレーム:Neo-Cot Cr-Mo Professional スピニングバデット
  フロントフォーク:Cr-Mo ロー付け イタリアンサイズ
  ヘッド小物:TANGE RDC アヘッドイタリアンサイズ
  シートピン:5mmアーレンキー
  ハンドルバー:ANCHOR-NITTO M101N φ31.8
  ハンドルステム:ANCHOR Aluminium
  サドル:ANCHOR RACING M
  シートポスト:ANCHOR Aluminium φ27.2X300L
  タイヤ:BRIDGESTONE EXTENZA RR-2 700×23C
  ホイール :SHIMANO WH-R500
  フロントディレーラー:SHIMANO 105 FD-5700 バンド式φ28.6
  リアディレーラー:SHIMANO 105 RD-5700-SS
  スプロケット:SHIMANO 105 CS-5700 10S 12-25T
  ギアクランク:SHIMANO 105 FC-5700 BBシャフト一体構造
          490mm:165L/510-550mm:170L/570-590mm:172.5L
  ボトムブラケット:SHIMANO SM-BB5700 68W
  チェーン:SHIMANO CN-5701
  ペダル:SHIMANO 105 PD-5700 SPD-SL
  ブレーキアーチ:SHIMANO 105 BR-5700
  ブレーキレバー:SHIMANO 105 ST-5700

購入用メモ
ヘッドパーツは1インチのイタリアン規格(ITA)にする。JISは不可。選択肢は少ない。
例↓
https://www.amazon.co.jp/TANGE-SEIKI-TERIOUS-TE32TGR-HEADPARTS/dp/B01ID25FNI/ref=sr_1_1?s=sports&ie=UTF8&qid=1487570554&sr=1-1&keywords=%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84%2B1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81&th=1&psc=1

2017年1月28日土曜日

ボロボロの街乗りバイク。

2012年秋、a-lee753というピストバイクを購入。
2万円というお手頃価格の街乗りバイクを4年半乗っている。

見た目もかっこいいし、気に入って乗っていたが、最近色々ガタがでてきた。

リアのキャリパーブレーキのスプリングが折れ、
フロントもキャリパーブレーキのアウター受けのネジが折れた。
前後ブレーキを交換したので、まだまだ乗れることは確か。

でも、このままずっとSUNNY ORANGE号を眠らせておくのももったいない。

いつか組み上げようの「いつか」は「今」なんじゃないか!

こうしてSUNNY ORANGE号 復活計画が始動となった。

基本コンセプト
・街乗りバイクから流用できるパーツはそのまま使う。
・交換したいパーツは替える。
・街乗りなので高価なパーツは不要。
・パーツ価格は抑えるに越したことは無いが、安さよりワクワクを優先させる。

調べたことや作業内容をブログに綴っていくことにする。

2017年1月25日水曜日

落車の代償

自分の体
フィニッシュ後、珠洲の病院でレントゲンを撮り、骨に異常がないことを確認。
体は擦り傷、切り傷が複数。
一番大きな傷は右腿の切り傷。
バイクパンツに隠れて気づかなかったが、当日に縫ってもらった方が良かったかも。
今でも傷跡が残っていて、時々かゆくなる。

サングラスを落車時に紛失。

ヘルメット、ちょっと分かりにくいけど、グニャーっと凹んでる。


しっかりと頭を守ってくれたようだ。ありがとう、ヘルメット。
かぶってなかったらと思うとゾっとする。

そして、ダウンチューブ裏に凹み。 

ガードレールにぶつかった時に凹んだと思われる。

バイク購入店を通してメーカーに修復可否を確認してもらう。
凹んだ部分と全体の写真を送り、写真のみで判断だったが、
回答は「修復不能」。

このままの状態で乗り続けることは、販売店としてもメーカーとしても推奨することはできず、
フレーム交換となった。

販売店が話をつけてくれたのか、メーカーの厚意か、はたまたその両方か、
格安でフレームを提供してもらえることになった。
ありがとうございます!

別の色にすることにもできたが、気に入っていた色だし、1年半しか乗っていなかったため、
まったく同じ色にした。

ネームは「SUNNY ORANGE Ⅱ」にした。

そして、凹んだフレームは店で処分が可能なようだったが、持って帰ることにした。
落車後にも乗れたし、その後も数回乗ったが素人には特に問題は感じなかった。
さすがにレースで使うのはちょっと不安があるが、街乗りなら全然問題ないだろう。

何より、初めて買ったロードバイク。
名前まで付けて愛着もある。
それがたった1年半でサヨナラなんて寂しすぎるだろう!

こうして初代SUNNY ORANGE号は、復活の日まで物置で眠ることになった。

2017年1月19日木曜日

自分とバイクの傷を確認 そして…

ケガの具合はどうだ。
ひざ、もも、腕、顔面、いたるところに擦り傷や出血もある。
ただ、骨は折れてはいないようだ。
腕も上がる。足も上がる。首も回る。
体のあちこちが傷むが、動けないこともない。

バイクはどうだろう。
ホイールは回る。ブレーキも効く。
変速も問題ない。ハンドルも動く。

「リタイヤ…しなきゃいけないのか」

ここで止めたら、来年の佐渡Aに出られない。
佐渡への出場権を得るために、
東京から丸々12時間もかけ一人で能登半島の先端までやってきた。

体もバイクも動く。
まだ諦めるには早い。

「続けます」

そうスタッフに告げ、駆けつけてくれた救護車で簡単に応急手当を済ます。

そして、バイクにまたがりペダルを踏んだ。

体は動く。バイクも動く。生きている。

もしガードレールの向こうが崖だったら、助からなかっただろう。

生きている喜び、感謝、落車の恐怖、峠を登れなかった自分への情けなさ、怒り、危険を犯してしまったことに対する家族への申し訳ない気持ち…

それでも自分は今、生きて、ペダルを漕いでいる。

グチャグチャの感情が押し寄せ、涙が出てきた。

そして何とかバイクを終え、ランに入る。

さすがに快調に走ることはできないが、それなりに走れる。

暑さ対策で水をかけてくれる人もいたが、キズに沁みるので断る。

流血しながら走る自分を見てビックリるする沿道の子ども。

「血が出てますよ!大丈夫ですか?」と呼び止めるスタッフ。

「わかってます。大丈夫だから走ってるんです!」と心で叫び、走り続ける。

そして20kmを走り終え、波乱のレースを終えた。

フィニッシュ写真を見ると、さすがに爽やか笑顔とはいかず、
苦渋に満ちた顔でのゴールだった。

ちなみに、珠洲の海はとてもキレイだった。
翌朝、海で遊んでいる選手を見た。

ケガをしていなかったら、ぜひともひと泳ぎして帰りたかった!

2017年1月15日日曜日

宙を舞ったロードバイク

あの日、SunnyOrange号は宙を舞った。

2012年夏 トライアスロン珠洲大会Aタイプ。
バイクコース最大の難所、大谷峠。

軽量のカーボンに比べ、登坂では不利になるクロモリのロードバイク、
ANCHOR RNC7を

僕は押して歩いていた。

そもそもバイクは苦手な上に練習不足。
得意なランに足を残すため、ここは無理をせずにバイクを降りる判断をした。

Aタイプのバイクは2周回。最大斜度16%の大谷峠を2度登る。

歩いて峠を越えると、すぐに下りの急な右カーブがある。
1周目は他の選手もいたため、接触に注意しながら慎重に進んだ。

そして2周目、やっとの思いで峠を越えた。
たまたま周囲に他の選手がいなかったため、
歩いた遅れを取り戻そうとペダルを踏み込んだ。

1周目よりも速いスピードでカーブに進入する。
スピードを殺さないため最低限のブレーキでカーブを曲がろうと思った。
しかし気づいた時には、コントロールできないスピードになっていた。

「曲がり切れない!」

精一杯ブレーキを握ったはずだが、バイクは止まらない。
目の前にガードレールがどんどん近付いてくる。

体を倒して落車したらおびただしい擦過傷に見舞われるだろう。
一瞬そんな恐怖を覚え、体を倒す選択はできなかった。

「ぶつかるしかない。」

そのまま前輪からガードレールに突っ込んだ。

強い衝撃とともに体とバイクが宙に浮いた。

ビンディングが外れ体は空中でひっくり返る。

頭上には宙を舞うロードバイク。

林の斜面に落下した体はゴロゴロと転がり落ちる。

「止まれ!早く止まれ!」

ほんの数秒の出来事だか、その時はどこまでも転がり落ちるかのように思えた。

数メートル斜面を転がり落ち、ようやく体は止まった。

「良かった。生きてる。」

倒れたまま呆然としていると、スタッフが助けに来てくれた。
すぐに救急車を呼んでくれると言う。

体を抱えられながら斜面を登り、道路に戻る。

バイクも別のスタッフが回収してくれた。

「救急車…、ここでリタイヤか…」

自分も含め、そこにいた誰もが当然リタイヤだと思った。

続く…