◆基本SPEC
フレームサイズ:490-510-520-530-540-550-570-590mm
フレーム:Neo-Cot Cr-Mo Professional スピニングバデット
フロントフォーク:Cr-Mo ロー付け イタリアンサイズ
ヘッド小物:TANGE RDC アヘッドイタリアンサイズ
シートピン:5mmアーレンキー
ハンドルバー:ANCHOR-NITTO M101N φ31.8
ハンドルステム:ANCHOR Aluminium
サドル:ANCHOR RACING M
シートポスト:ANCHOR Aluminium φ27.2X300L
タイヤ:BRIDGESTONE EXTENZA RR-2 700×23C
ホイール :SHIMANO WH-R500
フロントディレーラー:SHIMANO 105 FD-5700 バンド式φ28.6
リアディレーラー:SHIMANO 105 RD-5700-SS
スプロケット:SHIMANO 105 CS-5700 10S 12-25T
ギアクランク:SHIMANO 105 FC-5700 BBシャフト一体構造
490mm:165L/510-550mm:170L/570-590mm:172.5L
ボトムブラケット:SHIMANO SM-BB5700 68W
チェーン:SHIMANO CN-5701
ペダル:SHIMANO 105 PD-5700 SPD-SL
ブレーキアーチ:SHIMANO 105 BR-5700
ブレーキレバー:SHIMANO 105 ST-5700
購入用メモ
ヘッドパーツは1インチのイタリアン規格(ITA)にする。JISは不可。選択肢は少ない。
例↓
https://www.amazon.co.jp/TANGE-SEIKI-TERIOUS-TE32TGR-HEADPARTS/dp/B01ID25FNI/ref=sr_1_1?s=sports&ie=UTF8&qid=1487570554&sr=1-1&keywords=%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84%2B1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81&th=1&psc=1
2017年1月30日月曜日
2017年1月28日土曜日
ボロボロの街乗りバイク。
2012年秋、a-lee753というピストバイクを購入。
2万円というお手頃価格の街乗りバイクを4年半乗っている。
見た目もかっこいいし、気に入って乗っていたが、最近色々ガタがでてきた。
リアのキャリパーブレーキのスプリングが折れ、
フロントもキャリパーブレーキのアウター受けのネジが折れた。
前後ブレーキを交換したので、まだまだ乗れることは確か。
でも、このままずっとSUNNY ORANGE号を眠らせておくのももったいない。
いつか組み上げようの「いつか」は「今」なんじゃないか!
こうしてSUNNY ORANGE号 復活計画が始動となった。
基本コンセプト
・街乗りバイクから流用できるパーツはそのまま使う。
・交換したいパーツは替える。
・街乗りなので高価なパーツは不要。
・パーツ価格は抑えるに越したことは無いが、安さよりワクワクを優先させる。
調べたことや作業内容をブログに綴っていくことにする。
2万円というお手頃価格の街乗りバイクを4年半乗っている。
見た目もかっこいいし、気に入って乗っていたが、最近色々ガタがでてきた。
リアのキャリパーブレーキのスプリングが折れ、
フロントもキャリパーブレーキのアウター受けのネジが折れた。
前後ブレーキを交換したので、まだまだ乗れることは確か。
でも、このままずっとSUNNY ORANGE号を眠らせておくのももったいない。
いつか組み上げようの「いつか」は「今」なんじゃないか!
こうしてSUNNY ORANGE号 復活計画が始動となった。
基本コンセプト
・街乗りバイクから流用できるパーツはそのまま使う。
・交換したいパーツは替える。
・街乗りなので高価なパーツは不要。
・パーツ価格は抑えるに越したことは無いが、安さよりワクワクを優先させる。
調べたことや作業内容をブログに綴っていくことにする。
2017年1月25日水曜日
落車の代償
自分の体
フィニッシュ後、珠洲の病院でレントゲンを撮り、骨に異常がないことを確認。
体は擦り傷、切り傷が複数。
一番大きな傷は右腿の切り傷。
バイクパンツに隠れて気づかなかったが、当日に縫ってもらった方が良かったかも。
今でも傷跡が残っていて、時々かゆくなる。
サングラスを落車時に紛失。
ヘルメット、ちょっと分かりにくいけど、グニャーっと凹んでる。

しっかりと頭を守ってくれたようだ。ありがとう、ヘルメット。
かぶってなかったらと思うとゾっとする。
そして、ダウンチューブ裏に凹み。

ガードレールにぶつかった時に凹んだと思われる。
バイク購入店を通してメーカーに修復可否を確認してもらう。
凹んだ部分と全体の写真を送り、写真のみで判断だったが、
回答は「修復不能」。
このままの状態で乗り続けることは、販売店としてもメーカーとしても推奨することはできず、
フレーム交換となった。
販売店が話をつけてくれたのか、メーカーの厚意か、はたまたその両方か、
格安でフレームを提供してもらえることになった。
ありがとうございます!
別の色にすることにもできたが、気に入っていた色だし、1年半しか乗っていなかったため、
まったく同じ色にした。
ネームは「SUNNY ORANGE Ⅱ」にした。
そして、凹んだフレームは店で処分が可能なようだったが、持って帰ることにした。
落車後にも乗れたし、その後も数回乗ったが素人には特に問題は感じなかった。
さすがにレースで使うのはちょっと不安があるが、街乗りなら全然問題ないだろう。
何より、初めて買ったロードバイク。
名前まで付けて愛着もある。
それがたった1年半でサヨナラなんて寂しすぎるだろう!
こうして初代SUNNY ORANGE号は、復活の日まで物置で眠ることになった。
フィニッシュ後、珠洲の病院でレントゲンを撮り、骨に異常がないことを確認。
体は擦り傷、切り傷が複数。
一番大きな傷は右腿の切り傷。
バイクパンツに隠れて気づかなかったが、当日に縫ってもらった方が良かったかも。
今でも傷跡が残っていて、時々かゆくなる。
サングラスを落車時に紛失。
ヘルメット、ちょっと分かりにくいけど、グニャーっと凹んでる。

しっかりと頭を守ってくれたようだ。ありがとう、ヘルメット。
かぶってなかったらと思うとゾっとする。
そして、ダウンチューブ裏に凹み。

ガードレールにぶつかった時に凹んだと思われる。
バイク購入店を通してメーカーに修復可否を確認してもらう。
凹んだ部分と全体の写真を送り、写真のみで判断だったが、
回答は「修復不能」。
このままの状態で乗り続けることは、販売店としてもメーカーとしても推奨することはできず、
フレーム交換となった。
販売店が話をつけてくれたのか、メーカーの厚意か、はたまたその両方か、
格安でフレームを提供してもらえることになった。
ありがとうございます!
別の色にすることにもできたが、気に入っていた色だし、1年半しか乗っていなかったため、
まったく同じ色にした。
ネームは「SUNNY ORANGE Ⅱ」にした。
そして、凹んだフレームは店で処分が可能なようだったが、持って帰ることにした。
落車後にも乗れたし、その後も数回乗ったが素人には特に問題は感じなかった。
さすがにレースで使うのはちょっと不安があるが、街乗りなら全然問題ないだろう。
何より、初めて買ったロードバイク。
名前まで付けて愛着もある。
それがたった1年半でサヨナラなんて寂しすぎるだろう!
こうして初代SUNNY ORANGE号は、復活の日まで物置で眠ることになった。
2017年1月19日木曜日
自分とバイクの傷を確認 そして…
ケガの具合はどうだ。
ひざ、もも、腕、顔面、いたるところに擦り傷や出血もある。
ただ、骨は折れてはいないようだ。
腕も上がる。足も上がる。首も回る。
体のあちこちが傷むが、動けないこともない。
バイクはどうだろう。
ホイールは回る。ブレーキも効く。
変速も問題ない。ハンドルも動く。
「リタイヤ…しなきゃいけないのか」
ここで止めたら、来年の佐渡Aに出られない。
佐渡への出場権を得るために、
東京から丸々12時間もかけ一人で能登半島の先端までやってきた。
体もバイクも動く。
まだ諦めるには早い。
「続けます」
そうスタッフに告げ、駆けつけてくれた救護車で簡単に応急手当を済ます。
そして、バイクにまたがりペダルを踏んだ。
体は動く。バイクも動く。生きている。
もしガードレールの向こうが崖だったら、助からなかっただろう。
生きている喜び、感謝、落車の恐怖、峠を登れなかった自分への情けなさ、怒り、危険を犯してしまったことに対する家族への申し訳ない気持ち…
それでも自分は今、生きて、ペダルを漕いでいる。
グチャグチャの感情が押し寄せ、涙が出てきた。
そして何とかバイクを終え、ランに入る。
さすがに快調に走ることはできないが、それなりに走れる。
暑さ対策で水をかけてくれる人もいたが、キズに沁みるので断る。
流血しながら走る自分を見てビックリるする沿道の子ども。
「血が出てますよ!大丈夫ですか?」と呼び止めるスタッフ。
「わかってます。大丈夫だから走ってるんです!」と心で叫び、走り続ける。
そして20kmを走り終え、波乱のレースを終えた。
フィニッシュ写真を見ると、さすがに爽やか笑顔とはいかず、
苦渋に満ちた顔でのゴールだった。
ちなみに、珠洲の海はとてもキレイだった。
翌朝、海で遊んでいる選手を見た。
ケガをしていなかったら、ぜひともひと泳ぎして帰りたかった!
ひざ、もも、腕、顔面、いたるところに擦り傷や出血もある。
ただ、骨は折れてはいないようだ。
腕も上がる。足も上がる。首も回る。
体のあちこちが傷むが、動けないこともない。
バイクはどうだろう。
ホイールは回る。ブレーキも効く。
変速も問題ない。ハンドルも動く。
「リタイヤ…しなきゃいけないのか」
ここで止めたら、来年の佐渡Aに出られない。
佐渡への出場権を得るために、
東京から丸々12時間もかけ一人で能登半島の先端までやってきた。
体もバイクも動く。
まだ諦めるには早い。
「続けます」
そうスタッフに告げ、駆けつけてくれた救護車で簡単に応急手当を済ます。
そして、バイクにまたがりペダルを踏んだ。
体は動く。バイクも動く。生きている。
もしガードレールの向こうが崖だったら、助からなかっただろう。
生きている喜び、感謝、落車の恐怖、峠を登れなかった自分への情けなさ、怒り、危険を犯してしまったことに対する家族への申し訳ない気持ち…
それでも自分は今、生きて、ペダルを漕いでいる。
グチャグチャの感情が押し寄せ、涙が出てきた。
そして何とかバイクを終え、ランに入る。
さすがに快調に走ることはできないが、それなりに走れる。
暑さ対策で水をかけてくれる人もいたが、キズに沁みるので断る。
流血しながら走る自分を見てビックリるする沿道の子ども。
「血が出てますよ!大丈夫ですか?」と呼び止めるスタッフ。
「わかってます。大丈夫だから走ってるんです!」と心で叫び、走り続ける。
そして20kmを走り終え、波乱のレースを終えた。
フィニッシュ写真を見ると、さすがに爽やか笑顔とはいかず、
苦渋に満ちた顔でのゴールだった。
ちなみに、珠洲の海はとてもキレイだった。
翌朝、海で遊んでいる選手を見た。
ケガをしていなかったら、ぜひともひと泳ぎして帰りたかった!
2017年1月15日日曜日
宙を舞ったロードバイク
あの日、SunnyOrange号は宙を舞った。
2012年夏 トライアスロン珠洲大会Aタイプ。
バイクコース最大の難所、大谷峠。
軽量のカーボンに比べ、登坂では不利になるクロモリのロードバイク、
ANCHOR RNC7を
僕は押して歩いていた。
そもそもバイクは苦手な上に練習不足。
得意なランに足を残すため、ここは無理をせずにバイクを降りる判断をした。
Aタイプのバイクは2周回。最大斜度16%の大谷峠を2度登る。
歩いて峠を越えると、すぐに下りの急な右カーブがある。
1周目は他の選手もいたため、接触に注意しながら慎重に進んだ。
そして2周目、やっとの思いで峠を越えた。
たまたま周囲に他の選手がいなかったため、
歩いた遅れを取り戻そうとペダルを踏み込んだ。
1周目よりも速いスピードでカーブに進入する。
スピードを殺さないため最低限のブレーキでカーブを曲がろうと思った。
しかし気づいた時には、コントロールできないスピードになっていた。
「曲がり切れない!」
精一杯ブレーキを握ったはずだが、バイクは止まらない。
目の前にガードレールがどんどん近付いてくる。
体を倒して落車したらおびただしい擦過傷に見舞われるだろう。
一瞬そんな恐怖を覚え、体を倒す選択はできなかった。
「ぶつかるしかない。」
そのまま前輪からガードレールに突っ込んだ。
強い衝撃とともに体とバイクが宙に浮いた。
ビンディングが外れ体は空中でひっくり返る。
頭上には宙を舞うロードバイク。
林の斜面に落下した体はゴロゴロと転がり落ちる。
「止まれ!早く止まれ!」
ほんの数秒の出来事だか、その時はどこまでも転がり落ちるかのように思えた。
数メートル斜面を転がり落ち、ようやく体は止まった。
「良かった。生きてる。」
倒れたまま呆然としていると、スタッフが助けに来てくれた。
すぐに救急車を呼んでくれると言う。
体を抱えられながら斜面を登り、道路に戻る。
バイクも別のスタッフが回収してくれた。
「救急車…、ここでリタイヤか…」
自分も含め、そこにいた誰もが当然リタイヤだと思った。
続く…
2012年夏 トライアスロン珠洲大会Aタイプ。
バイクコース最大の難所、大谷峠。
軽量のカーボンに比べ、登坂では不利になるクロモリのロードバイク、
ANCHOR RNC7を
僕は押して歩いていた。
そもそもバイクは苦手な上に練習不足。
得意なランに足を残すため、ここは無理をせずにバイクを降りる判断をした。
Aタイプのバイクは2周回。最大斜度16%の大谷峠を2度登る。
歩いて峠を越えると、すぐに下りの急な右カーブがある。
1周目は他の選手もいたため、接触に注意しながら慎重に進んだ。
そして2周目、やっとの思いで峠を越えた。
たまたま周囲に他の選手がいなかったため、
歩いた遅れを取り戻そうとペダルを踏み込んだ。
1周目よりも速いスピードでカーブに進入する。
スピードを殺さないため最低限のブレーキでカーブを曲がろうと思った。
しかし気づいた時には、コントロールできないスピードになっていた。
「曲がり切れない!」
精一杯ブレーキを握ったはずだが、バイクは止まらない。
目の前にガードレールがどんどん近付いてくる。
体を倒して落車したらおびただしい擦過傷に見舞われるだろう。
一瞬そんな恐怖を覚え、体を倒す選択はできなかった。
「ぶつかるしかない。」
そのまま前輪からガードレールに突っ込んだ。
強い衝撃とともに体とバイクが宙に浮いた。
ビンディングが外れ体は空中でひっくり返る。
頭上には宙を舞うロードバイク。
林の斜面に落下した体はゴロゴロと転がり落ちる。
「止まれ!早く止まれ!」
ほんの数秒の出来事だか、その時はどこまでも転がり落ちるかのように思えた。
数メートル斜面を転がり落ち、ようやく体は止まった。
「良かった。生きてる。」
倒れたまま呆然としていると、スタッフが助けに来てくれた。
すぐに救急車を呼んでくれると言う。
体を抱えられながら斜面を登り、道路に戻る。
バイクも別のスタッフが回収してくれた。
「救急車…、ここでリタイヤか…」
自分も含め、そこにいた誰もが当然リタイヤだと思った。
続く…
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